こだわりその1:種籾温熱消毒
一般では薬剤を使う種籾の消毒も、すとう農産は60℃のお湯で 5分間かけて消毒をします。
微生物や菌類の最も活動的な温度帯は32℃で、60℃になると死滅します。
種籾についている菌たちが、発芽した種籾に悪さをしないように殺菌しておくのです
こだわりその2:米ぬか醗酵肥料
米ぬかを玄米酵素で醗酵させた『米ぬかボカシ』は、化学肥料とは違う”生きている肥料”です。
米ぬかの中では乳酸菌・こうじ菌・酵母などの微生物たちが、が米ぬかを食べながら身体によい
酵素を作り出しています。甘酒のようないい香りが漂ってきたら完成です。
これを田んぼや畑に入れると、微生物たちが土壌のバランスを調節し、土を健康にしてくれます。
健康な土には、病害に強い健康な作物が育ってくれるのです。
こだわりその3:アイガモ栽培
田植えの済んだ田んぼにアイガモのひなを放飼します。
このため、アイガモ栽培では農薬を使用する必要がありません。
【雑草防除・害虫防除】稲の生育を阻害する雑草や虫はアイガモが食べてくれます。
【 中 耕 】
常に脚で泥を掻き回しますから田の水が濁り、雑草が生えにくくなりますし、稲の根が伸びやすくなります。
【 養分供給(散糞) 】
アイガモの糞は良質の肥料になります。
アイガモが稲株の間を泳ぎ回って稲に触れることは、
稲に適度な刺激を与え稲が強く育つとも言われています。
こだわりその4:手作業による除草
農薬を使わない、あるいは少なくした田んぼには、様々な雑草が現れて来ます。
すとう農産の田んぼに毎年姿を現す雑草たちは、特にホタルイ・カヤツリ・タイヌビエ・クサネムなどです。
草たちが実(種)を落とす前に、田んぼから取り除かなければ、来年また増えてしまいます。
雑草達の生命力は大変なもので、放っておけば、稲が吸うべき養分を横取りしてしまうのです。
ですから、これらの雑草たちを手作業でひとつひとつ除草しています。
※すとう農産では、アイガモ栽培の他、除草剤を一度使うだけの減農薬栽培も行っています。